Nigel Heath がCO-100Kを語る~Hackenbacker にて

三研マイクロホンのCO-100Kは、使っていて本当に楽しいマイクロホンです。私は、このCO-100Kが、様々な環境のなかで、音をワイドレンジで完璧にとらえていると、素直に考えています。
守秘義務があるため、詳細にその最終目的や音について語ることはできませんが、私たちのスタジオ・ワンでのレコーディングで収録した時の驚嘆すべき結果には本当にびっくりしました。
このCO-100Kの最大の魅力は、その技術仕様もさることながら、私の耳に届くとても自然な音の広がりです。色のついていないその音の広がりは、初めて聴いた時から私の心をつかんで離しません。
192kHzサンプリングレートでトランスレス出力のForcusriteとの組み合わせは、技術的に素晴らしいというだけではなく、音も実際に“ナイス”なのです。それは、まるでスタジオの真ん中にもう一つの耳を持てたようなものです。
なぜこの広い帯域を持つマイクと192kHzレートの組み合わせが必要なのかというと、スローダウンでもピッチダウンでも最小の歪で音を聴くことができるからです。この組合わせは、それはそれはうまく動作し、実に満足する結果が得られました。おかげさまで先週のセッションは大成功の下に終わることができました。
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